高校時代にバス通学をしていた頃から「バスの運転士という仕事もいいな」と漠然と思っていました。しばらくは美容関係の営業の仕事をしていましたが、車の運転が好きだったので、休みを使って普通2種免許と大型免許を取得。48歳で前職を退職した時、前々から密かに抱いていた「バスの運転士になりたい」という夢を思い出し、また、これまで取得した資格を生かせると思い、日本交通に入りました。内定をもらって入社までの間に、会社の補助制度を利用してバスの運転に必要な大型2種免許を取得しました。
現在は路線バスの運転士をしています。運転士として独り立ちするまで丁寧に教えてもらい、研修後も先輩方から的確なアドバイスをもらえるので、安心して運行できています。安全運転と時間を守り、お客様が無事に目的地に着かれるように運行しています。笑顔であいさつすることを心掛けていて、お客様から「ありがとう」「運転が気持ちいいね」と言ってもらえると、この仕事をしていて良かったと思います。路線バスは地域の皆さまの大切な交通手段です。普段の移動にバスを利用していただいて、生活の手助けができればと思っています。
職場はとてもいい雰囲気で、分からないことがあっても皆さんがやさしくしてくれるので、リラックスして仕事に臨めています。バスの運転士は運行の合間に待ち時間があるので、その時間を利用して電子書籍で読書を楽しんでいます。休日には運動不足解消に散歩をして身体を動かすようにしています。小学生の息子は、学校で「ぼくのお父さん、バスの運転士なんだよ」とうれしそうに話しているそうです。これからも、お客様に快適に乗っていただけるよう、先輩方のようなスムーズな運転を目指して、運転技術の向上を図っていきたいです。